マッチングアプリにいる「要注意人物」怪しい人『だらけ』ではなく、怪しい人が『いる』って感じる。
自己紹介の嘘、写真の嘘、悪意を持ってコンタクトしてくる人。
婚活以外が目的の人は、自己紹介と写真で8割くらい見抜けます。
自己紹介をしっかり見ると気付けるし、やり取りが始まるともっとわかる。
要は見破るポイントを押さえれば、事前に防げるってことです。
ただね~こんなこと言ってるくせに結婚詐欺師と会ってしまったんですよ。今回はこの体験を紹介します。
もうね、すーんごく胡散臭い人だった。
この記事の内容
|
■■■目 次■■■ |
① ご近所という親近感が気を緩めた
自己紹介でだいたい見抜けるとか言ってるくせに、結婚詐欺師と会ってしまった私。
こんなヤツに会ってしまった原因は「ご近所」という親近感からの気の緩み。
当時、港区の麻布十番に住んでいた私。詐欺師は隣の白金在住。
住人しかわからない具体的な場所の会話もしてたので、すっかり白金在住のご近所さんだと信じてしまいました。
② 結婚詐欺師と初対面
近所だと知っていっきに気が緩み「今日ランチしませんか」に、すぐOKしてしまったのです。
待ち合わせ場所も駅から離れた「〇〇歩道橋横の古本屋さんの前」地元民だからわかる待ち合わせ場所。こんな気楽に会える出会いっていいなぁ~と、嬉しかったことを覚えてます。
待ち合わせ場所に向かうと大柄の男性が目に入った。「〇〇さんですか?」と挨拶。縦横すごく大きい。身長は185㎝。そして不自然な歩き方なので足が悪いのかと感じました。
詐欺師の特徴
お店に着くとマシンガントークが始った。よく喋る。とにかく喋る。自分の経歴や仕事や海外での暮らしを次から次にベラベラ喋る。
詐欺師が話した内容
- 丹下健三の下で働いてた一級建築士
- 10年仕事でNYにいた
- 親が南国酒家の創業者
- 事務所は品川のタワマン
- 白金の〇〇マンション在住(実在)
私が質問しても即座に答え淀みがない。
途中、電話が入り大きなプロジェクト遂行の内容だった。
帰り際にテーブルで財布を広げ、私に見えるようブラックカードを出し立ち上がってレジに向かった。
別れた途端どっと疲れが出た。パワーを吸い取られるってこんな感じだろう。
詐欺師はよく喋る
翌日、ヤツ(もうヤツでいい)から電話が入った。世間話をしていたが9割はヤツが喋る。
電話を切りたい。。。途切れることなく喋るので言い出せず、気付くと2時間経っていた。
私が猜疑心を抱く人の共通点
- 声が大きい
- 口が達者
- ステイタスの高さをチラつかす
- デブ(偶然みんなデブだった)
詐欺師からの告白
電話で話した後、ヤツから「お付き合いしたい」とメールが入った。やんわり断ったけど気付かないようで、その後も連絡が入り続けたのではっきり断った。
話しているだけで疲弊する。そして感じる違和感。「何か怪しいんだよね」と、この出会を友人Aだけに伝えました。
逮捕を知る
半年が経過した頃、友人Aから電話が入った。
「テレビ見てる?見て見て!」急いで付けるよう促された。「この人、前に話していた男じゃない?結婚詐欺師だってよ!」
私が友人に伝えていた話の内容や背格好がそっくりだったので、もしかしたらと慌てて連絡して来たらしい。
若い時の相撲仲間と一緒の写真が画面に映った。「えぇぇ!そうそうこの男だ!」
足が悪そうに感じたのは相撲で負傷していたのかも知れない。
当時の発言や行動を回想する。部下からの電話は演技だったんだ。
逮捕容疑は「詐欺」女性8人以上を騙し、800万騙された人もいたと。
住まいは港区から遠い足立区で職業は無職。
自信満々の虚偽話。無職のくせしてセレブ気取り。いや~驚いた。
③ 詐欺の演出
私が感じてた違和感は、違和感じゃなく嫌悪感だ。
初めて会った人の前で、電話で仕事の話はしない。普通は席を立つか折り返すのがマナー
そして、思い返すとブラックカードで支払いはしていない。私が振り向いたときお釣りを受け取っていた。
あのブラックカードはニセモノで、途中で入った電話も周到な準備と演出だ。
違和感や不信感を少しでもを感じたら止めた方がいい。それと女の勘はやっぱり当たる。