マッチングアプリと婚活パーティーで出会ったハイスペックな男性たち。
勤務先は
- 三〇U〇J信託銀行
- N〇C
- 財〇省
世間ではエリートと呼ばれる3人の男性。この中の1人と私はお付き合いしました。
ただ、付き合い始めて少し経つと、いままでに経験したことのない何とも言えない『怖さ』を感じたのです。
この記事の内容
|
■■■目次■■■
|
① ハイスペック男性を狙う港区女子
最初に「ハイスペック男性」と呼ばれる人。
|
一目瞭然なステイタスの高さとルックスの良さ。勝ち組男性ってこと。
そして、このパイスペック男性をハンターのごとく狙う人達がいる。それが港区女子だ。
キラキラした生活を港区内だけで送り、港区以外を受け付けない女子のこと。
自分の外見に自信があり、それに見合う場所と男性を求め、経営者や有名人とお近づきになれるエリア(麻布・六本木・青山近辺)を拠点に行動する女子達のこと。
港区女子になるために頑張っている女子達だけど、実際は短期間しか家賃の高い港区に住めないのも現実。
恵まれた美貌は最強の女の武器。家賃のバカ高い港区に住むために努力してるってことでしょ。このハンターの価値観は嫌いじゃない。
一応、私も25年以上港区女子かも知れないけど、底辺の底辺でひっそり生息しキラキラした生活なんてなーんもない。
あと「港区女子」や「ハイスペック男性」という呼称は、私が住み始めた20代の頃にはなかった言葉。
ただ、都心が好き、ビルが好き、東京タワーが好き。これだけで港区に住んでます。
父いわく、西新宿生まれだから高層ビルが好きなんじゃないかと(笑)
② 財〇省勤務のハイスペック男性
一人目は婚活パーティーで出会った。自己紹介欄には「国家公務員」とあった。
お互いにカップルは成立しなかったけど、会場を出たとき声を掛けられお茶しました。
始めて接点を持った官僚。どんな会話をしたかと言うと、転職で財務省に入ったことや内部の人間関係のことは少しだけで、それ以外は終始マニアックな話で盛り上がってました。
「飛田新田って知ってる?」「何それ?人の名前?」「先月、始めて近くを通って知ったんだけど~」って感じでした。
ただ、これ以降は連絡を取ることはなくこの場だけ。婚活での出会いなんて、こんなパターンが殆どです。
③ N〇C勤務のハイスペック男性
二人目はマッチングアプリで出会った、私史上ダントツ無口な男性でした。
180㎝でスタイルも良く見た目も意外と好み。「いい感じ~」と、ときめいたのは一瞬でした。
声は小さくボソボソ系。質問しても聞こえない。それでも頑張って彼は話していたらしいです(後日談)
デートは3回したけど私からお別れ。理由はつまらないから。話題も振ってこないし、笑わないし、冗談も言わない。毎回私が必死に喋ってる。
彼から「もっとグイグイ来て大丈夫ですよ」と言われたんだっけど、何で私だけ頑張らないといけないの?って感じでした。
④ 三〇U〇J信託銀行勤務のハイスペック男性
3人目は婚活パーティーで出会ったM。私がいちばん惹かれたのは「声」でした。
「初めまして」の声にドキューン(古い)誰かの声に似てると思ったら、竹ノ内豊の声でした。
めでたく2人はカップル成立。Mはこの後に忘年会があるらしく、連絡先のみ交換してこの日はお別れ。
翌日、Mから電話が入りました。ダイレクトに響く低音の声にドキドキする。ややゆっくりした話し方もまたいい。心地よい声を2時間聞いてました。
翌々日深夜にMからまた電話。「遅い時間にごめんなさい。ちゃんと言いたいことがあって・・・俺と付き合ってくれますか」と告白されたのです。
アーン!こんなの初体験。
大人になってからこんなハッキリ告白されたことないかも。こうして幸せな気分でお付き合いが始じまったのです。
NY勤務・23歳で結婚していた
付き合って知ったMのバックグランド。
- 3年NY勤務
- 父親が某企業の副社長
- ハイソサイティな家庭環境
そして、若いときに結婚してバツイチだったということ。正確には死別。奥さんが亡くなったのは「病気」だということ。
遅刻と理解出来ない言い訳
LINEをしてない(仕事柄厳禁)Mとの連絡はメールと電話。
そして、何度か会ってるうちに見えて来たMの本性。
こんなことがあった。
肌寒い3月。初めてMの家がある駅で待ち合わせした。何度かメールして到着時間も伝えていた。しかし到着するとMは居ない。
「またか」これで何回目だ!
直ぐ電話するが通じないしメールしても返事もない。待つこと30分電話が来た。
第一声「薬指のつめが折れて薬局に行ってた。いまから行く」
意味不明。
いや、それ以前に「ごめんね」がない。
それからまた10分。現れたMの顔には乾いた白いマニュキアのような跡が付いていた。
「この指は大切。パソコン打つのに支障が出るから」「あと、カフェとかに居ればイライラしないんじゃないの!」と、反キレ顔で言い放たれた。
絶句。唖然。な、な、なんだ!!!
つめは縦に0.5ミリ裂けている。たったそれだけ。こんなの何度も経験ある。この程度に薬局行くか!
本気で帰ろうと思ったが、自分の感情をぐっと抑え吐きたい言葉を飲み込んだ(我ながら我慢強い)
見えない恐怖
別の日の会話。
私「奥さん何の病気で亡くなったの?」
M「婦人科系」
と、だけしか答えない。なぜ隠すのか、ずっと引っかかっていた。
あるとき、Mがこんなことを言った。
「感情的になる女は嫌い。NY時代に結婚しようと思った彼女がいたけど、感情的になって急に襲い掛かって来た。その場には彼女の母親もいて、母親が彼女を必死で抑えたんだ」と。
そもそも、なぜ、そんな状況になったのかよくわからない。
それから3週間経って私が出したMの本質はこう。
|
Mの母親は父親にすべて従っていて、100%反論や口答えしなかったらしい。
そして、ふと思った。婦人科系の病気で亡くなった元奥さん「自殺かも」
はっきり答えない理由は、きっとこれだ。きっとそうだ!
そして、NYの彼女が親の前で襲い掛かったのも、よほど我慢出来ないことがあったに違いない。
あまり感情的にならない私が「なんだコイツ」ってことが、何度もあったのがその証拠。
そして、わたしの最終的な答え。
Mはきっと『サイコパスのモラハラ男』だ。
危機回避
出会いから3ヶ月と少し。これ以上深入りしたくない。メールで別れを伝えた。
Mからは何度も電話が入ったがすべて無視。いっさい話さなかった。話したくなかった。
ひとつだけ良かったことは、私の自宅を知らないことが救いだった。
Mの本性というか裏の顔を知って以降、ハイスペック男性とわかった瞬間、Mのことを思い出し避けるようになってしまった。
⑤ 運命が変わるきっかけ
いくつかの出会いと別れ、そして恐怖を経験して婚活するのを止めました。
負の連鎖を打ち切りたい!Mみたいな男を引き寄せた自分自身も悪いはず。
あー浄化したい!
そして「運気の流れ」みたいなことを調べたり「自分磨き」をして過ごしてました。
8ヶ月が経ち、心機一転少しずつ婚活意欲が湧きました。
そして、この後に出会ったのが運命の相手だったのです。
運勢のバイオリズムってホントあると、実感する流れでした。