都心暮らしが好き。新しい高層ビルや路地裏に残るバブルの爪痕を感じるのが好き。
本当ならずっとずーと都心で港区で暮らしたかった。大好きな場所から引っ越すことを決めたとき、それはそれは悲しかった。
引越しを決めた理由は2つ。
- 高齢の両親の近くへ
- 高額な家賃
電車で1時間弱の場所に住んでいた両親。けして遠くない普通に通勤している人達も大勢いる距離。
それでも私は、年1回お正月に渋々実家に帰るだけだった。冷たい娘だなぁ。そして唯一の家族団らんも2日で戻る。母親はそれに毎回毎年何十年も激怒する。
こんな繰り返しに年1回でも実家に帰るのが苦痛だった。
母と馬が合わない。過干渉で心配性でネガティブ思考の母親。やることすることにすべて批判される。背景に無用な心配性があるからなんだけどね。
こんな母親とケンカが絶えず家を出た。両親も80代。私の方が強くなり頼られることも格段に増えた。
母親は家族のために生きてる。自分のためではなく家族のため。それが分かるから同じ女として可哀そうにも感じる。
でも本人はそれで満足なのかも。年代の差かな。
ということで、いま近くに住んでますが私的には「ここは私の居場所じゃない」そう毎日感じて暗くなる。
都心と実家近くと2重暮らしがお金的にも時間的にも出来たらどんなにいいか。